安全で清潔な環境づくり
 

「安全で安心できる医療施設」としてご利用いただくため、清潔でクリーンな治療環境を実現するために当院で取り組んでいる、「きれいな空気」、「きれいな水」「きれいな治療器具」の三つについてご紹介します。

診療室内の天井です。一見、エアコンの吹き出し口が二つ並んでいるように見えますが、奥にあるのが実は空気清浄機です。強力な集塵能力を持つ業務用清浄装置で、集塵・除菌・脱臭の機能があります。目に見えない細菌や、微細な削りかすなどを取り除き、花粉症の症状が楽になったり、治療室の薬品臭があまり気にならなくなったりします

また、各ユニットには口腔外バキューム装置(右下の写真)を設置し、治療中に出る微細な粉塵も吸い取り、クリーンな環境を維持します。

さらに待合室にも、大型の空気清浄システムを設置しています。空気中の花粉やウィルスにも効果的です。





空気清浄機歯科医院における治療では、さまざまな場面で「水」を使用します。
歯を削っているとき、お口をゆすぐとき、器材を洗浄するとき・・・
清潔な水は大変重要ですね。

当院がお世話になっているビルには、最初からビル全体の水をクリーンにするために、セラミックによって活性化された水を各テナントの全ての水道に送り込む大がかりなシステムが導入されています。
それによって、水の出口だけでなく、配管の中のサビなどが発生するのも防ぎ、カルキ臭やカビ臭も抑えます。
また、薬品を使用していないので、健康にも安心です。

クリーンな診療チェア患者さんが座る診療チェア。通常の清掃はもちろん、チェアにセットされた治療器具もさまざまな方法でクリーンな状態を維持しています。右の写真で、大きな赤丸の部分にはお口の中で操作する治療器具がセットされていますが、こうした器具に使用される水や空気は、チェア内に用意された超精密フィルターを通過させ、バクテリアの除菌や、その他の微粒子を除去、パイプ内の錆なども防止します。さらに、空気を排出するときに混じる微量の潤滑オイルを分離するためのオイルフィルターも装備しています。

使用後の丁寧な消毒・洗浄と、殺菌・滅菌処理治療器具をきれいに保つには、使用後の丁寧な消毒・洗浄と、殺菌・滅菌処理が必要です。当院では、通常行われる処理だけでなく、処理の範囲を広げ、内容を充実させて徹底的な管理を行います。



感染予防のためグローブは使い捨てまた、感染予防のために患者さんごとにグローブを交換(使い捨て)しています。



滅菌というのは、全ての菌を完全に死滅させることです。これに対し、殺菌は人体に有害な細菌や感染の原因となる菌を死滅させたり減少させます。通常、医療の現場では、必要に応じて滅菌・殺菌を使い分けていますが、全てが滅菌できることが理想的です。当院では、通常は殺菌で済ませるところを可能な限り滅菌していくことで、院内感染防止などに役立てています。

 
器具は患者さんごとに袋詰めし、滅菌装置(高圧蒸気滅菌器:オートクレーブ)で滅菌します。通常の治療で使用するほとんどの診療器具や器械・装置の滅菌が可能です。当院では使用頻度が通常より高いため、早くも2代目の導入となりました。
 
超音波洗浄器です。これに薬液を入れて細かい超音波の振動を与える事で、診療器具や外科器具などにこびりついた汚れを除去します。薬液消毒後の洗浄に使用します。
右の写真は小型の超音波洗浄器で、おもに歯を削ったあとのバーの洗浄や、歯の根の治療に使用したファイルの洗浄に使用します。
これらの超音波洗浄機も、頻繁に使用するため既に2代目です(頻繁にとは、他の歯科医院に比べて使用頻度が多いためです)。
 
滅菌した器具は、殺菌灯のついたキャビネットで治療まで清潔に保管します。治療のときは、器具のセットを袋に入ったまま用意し、使用直前に封を切って器具を取り出します。
 
ハンドピースハンドピースは、先端にドリルなどをつけ、歯を削ったりするための道具で、お口の中に接触する治療器具なのですが、連続して使用していくので、なかなかきちんとした殺菌処理がしにくい器具でもあります。通常は一日の治療が終わると上記の滅菌装置で滅菌し、袋詰めのまま保管します。そして治療が始まると、患者さんごとに消毒だけして、一日使い続ける場合が多いかと思います。
当院では滅菌・殺菌を徹底するため、ハンドピースの本数を増やし、一人の患者さんの治療が終わると、消毒をした後に専用の装置を使って殺菌します。そうすることで、次に診療台に座った患者さんは、清潔な状態のハンドピースで治療を受けることができます。
 
(写真左、中)スクラブ・ブラシです。歯を削るために使用した器械を、一人の患者さんが終わった後、薬液の入ったスクラブ・ブラシにて清掃します。
(写真右)簡易小型加熱滅菌器です。チェアーサイドにて直ぐに加熱滅菌できます。歯科治療器具や歯を削る器具を治療するたびに使用する滅菌器です。
 
歯を削る器械の殺菌器です。チェアーサイドにて患者さんの治療毎にスクラブ・ブラシをかけ、フィルムに入れて殺菌を行い、次の患者さんの使用に備えます。
 

殺菌時にかぶせた袋ごと保管しますので、次の使用まで清潔に保てます。もちろん、ハンドピースの先につけるドリルなどの小さな器具も全て患者さん一人毎に交換し、一人使用毎に消毒・滅菌をしております。さらに、手動・電動の注射器や歯型を採る時に使用する器具、レジン等を固める器具・ ホワイトニングで使用する器具やレーザーなどの直接口に入れる器具には、シールドという薄いビニールのようなものを被せて使用し、器具が直接お口に接触しないように心がけております。

 

使用したすべての歯科器具は、まずグルタラール製剤を使用した薬液にて消毒した後に、洗浄・滅菌をかけます。この製剤に漬けることによって、HIVウイルスや肝炎ウイルスも全て死滅します。
 
自動洗浄機
通常の器具洗浄に加え、自動で洗浄を行う装置も導入。確実で徹底した洗浄を行います。
 

X線撮影時に使用するフィルムは、世界最高感度のX線撮影用フィルムを使用しています。通常、使用されているものよりコストは高いのですが、患者さんの放射線被曝線量を最小限に抑えることで、より安全な診療を行えるよう配慮しています。

放射線被曝線量を最小限に抑えるX線撮影用フィルム
万が一への備え

最近、さまざまな施設で設置されているのを目にするようになったAED(自動体外式除細動器)。当院では、性能と使いやすさに定評のあるフィリップス社のAEDを常備しています。

フィリップス社のAED