当院では、歯科医師が初診時に撮影した全体的なレントゲンと治療の進行状況を把握した上で、歯周病治療に当たっています。(2年に一度は大きなレントゲン写真を撮って、全体の歯周病の進行状況を把握しております。)
通常は上下の除石(スケーリング)を行い、さらに症状が進行している方にはスケーリング&ルートプレーニング(以下SRP)と呼ばれる治療法で対応します。SRPは、専用の器具や超音波の器具を用いて、歯周ポケットの深い部分、歯ぐきの中や歯の根に隠れている部分の歯垢や歯石まで、ブロックごとに取り除いていく治療法です。
さらに、最後にレーザーを当てることで、歯周ポケットの中まで歯周病の元となる細菌を減らすため、治るまでの期間短縮が期待できます。もちろん、ブラッシング指導や歯石の除去など、一般的な歯周病治療も併行して行います。
定期健診を年齢・状況等により、2〜6ヶ月ごとの健診および除石(スケーリング)を行うことを推奨しています。